なるほど!日本の三大瓦
瓦は全国各地で生産されていますが、良質の粘土が豊富に取れ、更に交通の便が良い「三州(愛知県西部)」「淡路(兵庫県淡路島)」「石州(島根県西部)」が三大産地として栄えてきました。
ここでは、その三大産地の瓦についてご紹介いたします。
三州瓦
三州瓦を生産する愛知県の西三河地方は全国でも最大規模の瓦生産地です。
この地域の瓦は、焼成温度が高く、優れた耐火性を誇り、冷害に非常に強いことが特徴です。
発祥は1700年ごろといわれ、良質で豊富な粘土に恵まれたことで発展し、 交通の立地条件がよいことから、首都圏や中部圏、近畿圏のほかに北海道、九州にも製品を送り出しています。
三州瓦メーカーのホームページ
淡路瓦
淡路瓦は兵庫県の淡路島で生産されています。その歴史は古く、約1300年前(飛鳥時代)から作られているといわれ、交通の便と近畿圏という大きな市場に恵まれて発展してきました。
淡路瓦の特徴は「なめ土」と呼ばれる粘土瓦に適した土にあり、粒子が細かく美しい仕上がりになります。
淡路瓦メーカーのホームページ
石州瓦
石州瓦も淡路瓦と同じく歴史が古く、飛鳥時代から作られているといわれます。
石州瓦の特徴は、石見地方で昔からとれた良質の白陶土(はくとうど)と、雲州地方の来待石(きまちいし)から取れる釉薬(ゆうやく)を使うことで作りだされた柿色の瓦「赤瓦」です。
この赤瓦は高温で焼成することで、耐候性優れ、冷害に強い製品として、山陰はおろか、遠く北陸や北海道まで北前船で運ばれていたほどです。


